第43話:『ジョブ・カード』の活用法(前)

ジョブ・カード制度が始まった翌年に、運よくジョブ・カード講習を受けるチャンスが出来て「ジョブ・カード作成アドバイザー」の資格を取得した私。

当時、職業訓練校に勤務していたこともあり、訓練生のキャリアコンサルティングを行う機会があるかも、と思って取得しました。

その後勤務した職業訓練校では、OAインストラクターとジョブ・カードのキャリアコンサルティング支援をやってきました。

 

そこで感じたことは「ジョブ・カードを活用する状況」とは、地方の地域に根差した中小企業向けのツールなのではないかなということ。

大企業では、自身の企業内に社員育成のシステムとかが開発されていますが、地方の中小企業では社員一斉に研修を受けたり訓練を受けたりするのも難しいのではないだろうか。働く人ひとりひとりに合ったキャリアビジョンを考える機会は地方にこそ必要なのではないか

企業の強みと、働く人の強みが相乗効果が出せるような支援を、士業や経営コンサルタントと連携をとりながらやっていくことで地方が、地域が、そこに暮らす人が活気を取り戻すのではないか。

 

失業し、次の仕事を模索しながらハローワークで職業訓練を紹介されてきた人たちから、多様な人生観と、人を活かすことについて考えさせられました・・・。

 

・・・つづく。

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第44話:『ジョブ・カード』の活用法(中)

職業訓練でのジョブ・カード作成支援で実感したのは「就職活動でジョブ・カードを利用するためには中小企業でジョブ・カードを活用する風土が必要である」ということ。

職業訓練でジョブ・カードを訓練生に発行してても、その時だけのものやと認識してる人がほとんどです。

 

ホンマは定期的に自分の経歴や職歴やスキルを見直してみて、専門家に自身の事を語りながらジョブ・カードを作りこんでいく。

そやってどんどん追記したジョブ・カードを元に、新たな知見を得たり、学びを得たりして、その後の職業人生を充実したものにする。

これが企業の目指す姿やビジョンと重なるとええ感じですよね~。

いつの時代も「人」が一番の宝ですものね。

 

そんな訳で2009年ごろからもやもやと思い続けていたら、2015年に「キャリア形成促進助成金」というものが出来ました。

グローバル化、IT化、将来の不確実性などの側面から、中小企業がよりよい人材を育成するためのいろいろな取り組みを国が応援しましょう~ってな訳で設定されたもの。

ただ、まだまだあまり世間に認知されていないので、この機会に経営者や専門家と力を合わせて、働く人が活き活きと活躍できる社会を生み出すことが出来ればなあと妄想しています(笑)

 

・・・つづく。

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第45話:『ジョブ・カード』の活用法(後)

私にとってなんでそこまで「ジョブ・カード」に対しての想いが強いのかな~~と振り返ってみました。

で、感じたのは「共通のフォームであること」「他のキャリアコンサルタントにバトンをつなぐことができること」かなあと思います。

 

「共通のフォーム」であることで、従業員と、経営者と、その他の専門家とジョブ・カードを介して未来への施策を考えることができるのではないか。

「バトンをつなぐ」のは、1回きりのキャリアコンサルティングじゃなくって、定期的に自己の棚卸しをしてもらうために必要だから。

たとえば、新卒の新人(23歳)の方のキャリアコンサルティングを私(50歳)が最初に担当して、毎年継続したとしても、順当に考えて先に私の寿命が来ますし。

そんなことを考えていると、ちゃんとした仕組み作りをすることが大切やなと思います。

 

今はなかなか普及しないので助成金だのみなジョブ・カード。

この助成金は「国の施策に沿って作られる」「まだ労務整備が進んでいない中小企業の労務分野を整備する」という目的で設定されるもの。

なので「キャリア形成促進助成金」を「やったらご褒美がもらえる」から転換して「働く人が自分の人生をつくる」ためのスイッチにしていきたいですね。

 

ホンマは助成金関係なく、自己の棚卸しのためにジョブ・カードを作ってみるといいと思います。

そんで自分の人生の転機や節目などに、見直して、手を入れて、作りこむ。

そーゆー使い方が浸透して、やがては気軽に「まちかど相談室」でキャリアコンサルタントに相談して手伝ってもらえる世界ができるとええなーと妄想してます(笑)。

 

・・・つづく。

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第46話:人生の棚卸し

前回は働く人の振り返りや棚卸しにジョブ・カードを活用しましょう、という話をしてきましたが。

誰もが子どもの頃から働くまでの道のりや、一定の年齢に達して働くことからリタイヤした後も人生は続いていきます。

そーゆー「人生」そのものに敬意を払い、思いを言葉にして綴っていく。自分の人生を語る

そんな人生の足跡を「自分史」として残す活動にも関心がある私です。

 

人は誰でもそれなりに山あり谷ありの道のりを歩んできているのですが。

「いま」から過去を振り返り、「いま」を生きる自分がその時の経験を咀嚼し、意味づけし、理解する。

時代のスピードが速まる時代だからこそ、そうやって自分の人生を自分なりに納得して生きることが難しいのかなあと。

 

自分にとってキャリアカウンセリングに何を組み合わせるのかというのをずっと考えてきました。

そして、「自分の人生を語りなおす」機会を作りたい。その思いから「自分史」に関わりたいなあと考えています。

自分史サロンとかやれるとええなあ~。

 

・・・つづく。

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第47話:自分史を使って整理してみる(前)

2015年に「自分史活用アドバイザー認定講座」を受講し、ここでの学びがキャリアカウンセリングにも通じるな~と感じました。

キャリアカウンセリングの心理的ハードルを下げたいと考える私には、最適ツールだと感じる「自分史」です。

 

テキストの中に「自己分析ツールとしての自分史」という章があります。

従来の「自分の過去を書き直す」という自分史のイメージから「自分の人生の意味を見つけ出し、これからの自分の生き方を見つけ出す」のに使えるというのです。いわば自分の人生の設計図を描くのに、自分の過去と向き合い、自分が求めてきたものを探り、好きなこと、得意なこと、強みは何かを知るのが大切なのです。

 

自分史で自己分析するときの6つの原則というのがあり、ここにご紹介しますね。

 

1.まずは過去の出来事、感情を「受け入れる」ことからスタートする

2.「自分史では過去は変えられる」と捉えること

3.振り返りは「ポジティブ(肯定的)思考」でやること

4.「点と点をつなげていく」という発想を持つこと

5.「答えは必ず自分が持っている」と考えること

6.「すべてのことに意味がある」と考えてみること

 

ね、キャリアカウンセリングの考え方に通じると思いませんか?

 

・・・つづく。

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第48話:自分史を使って整理してみる(中)

テキストの中には「パーソナルブランディングと自分史」という章があります。

パーソナルブランディング、つまり、自分の個性を引き出して魅力をアピールすることにより、他者との違いを知ってもらい、自分のイメージを相手に持ってもらうことです。いわば「個人ブランド力」ですね。

自分史で自分の事を棚卸しすることにより、自分の生き方の根幹を探り、未来の自分のイメージを作る、というアプローチなのです。

 

パーソナルブランディングで自分史を使うポイントは

●自分史で自己の棚卸しをして、自分の経験・興味・価値観・強みを把握する

●タグ(キーワード)を意識した情報発信

●自分の言葉でありのままの自分を語る

●ストーリーを意識する

●行動、交流により信頼を積み重ねる

です。まさに私が取り組みたい「自分発見から自分発信へ」ですね。

 

この章の内容を活用した講座、プロフィール作成とか、自分語りとかやってみたい私です。みなさん、体験してみたいかな?

 

・・・つづく。

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第49話:自分史を使って整理してみる(後)

自分史といえば、個人の一代記なイメージがあったのですが、認定講座を受講して可能性が広がりました。

その中の一つがデジタルツールを使った自分史です。

原稿をパソコンで作る、動画で話してもらってDVDにするなど、自分史作成を支援するツールとしてもですが。

それ以上にWEB上で活用できるツールが便利だな~と思いました。

 

中でも「Histy」というSNSツールに注目。ホームページには「ソーシャル・タイムライン・ネットワーキング・サービス」とあります。

いわば、自分の年表を作ってくれるサービスで、特定の年齢、特定の年月日に日記を書くことができるのです。

それがざっくりと年表として表示されて、「出来事」タイトルをクリックすると日記が読める、みたいな感じ。

同じ年表を複数名で作ることも出来ますし、閲覧だけ出来る設定もあります。

年表はブログパーツとしてホームページやブログに埋め込むこともできます。

 

私は自分の活動を振り返って、タイトルを入力して年表化してみています。

これ、いいですね。フリーランス等活動されている方の「これまでの実績」を整理して見ていただくのに最適。

どこからでも編集できるので、時系列に作ったあと、抜けが出来ても作り直す必要なし。

 

自分発信ツールとしての可能性を感じます(笑)って自分のを完成させないと。

 

・・・つづく。

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第50話:『アセスメント』って知ってますか?

キャリアカウンセラーがカウンセリングを行うときに「アセスメント」を使うことがあります。

ん?「アセスメント」って何だろう?

アセスメントとは一般的には「評価」を指す言葉です。環境アセスメントとか聞いたことあるかも知れませんね。

 

キャリアカウンセリングにおいてのアセスメントは「クライエントの性格・興味・能力・価値観を把握するための補助ツール」といった感じです。

カウンセリングは面談することが基本となるのですが、クライエントと向き合う中で、ちょっとしたヒントであったり、視点を変えてみたりするときにアセスメントを使うのが有効です。そのためにも使うタイミングを見極めたり、基本の傾聴スキルを磨く必要がありますね。

 

私の場合は求職者支援の場では質疑応答シート等を使って一緒に考えるようにしていますし、キャリアカウンセリングを体験してみたいという方には心理的ハードルを下げるために「禅タロットカード」や「しるらないカード」を使っています。

 

そんな訳でちょろっとアセスメントについて語ってみたいと思います。

 

・・・つづく。

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