第90話:ライフライン・チャートで自分を語る(中)

ライフラインチャートを使って「自分の人生を語る」と、いろいろな気づきを得られます。

 

誰かに自分の事を話すときに、ライフラインチャートを書いて、それを見せながら語ります。

この場合は、自分の人生で一番良かった経験をひとつ、一番苦しかった経験をひとつ、座標を取ります。

その2つの点を通るようにグラフを描きます。

もちろん語ることが前提なので、どうしても言いたくないことは書かなくてもいいです。

 

で、グラフを使って語るときは、マイナス経験→プラス経験を話します。

マイナス経験の時は、グラフが必ず右肩上がりに浮上していくので、なぜ抜け出せたのか。

プラス経験の場合は、プラスの点の手前の角度がゆるやかなのか、急なのかに目を向けて、なぜそうなったのかを語ります。

 

これだけでストーリー性のある自己紹介もできますし、自分の価値観なども見えてくるのではないでしょうか。

 

・・・つづく。

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第91話:ライフライン・チャートで自分を語る(後)

ライフライン・チャートの面白いところは、時間をおいて同じグラフを書くと、山と谷のカーブに変化がみられること。

グラフを書いた時の自分の置かれている状況や、自分の気持ちが反映されてくるのかなと感じます。

まさに「今」を基点にどう感じているのかが現れるんですね。

 

自己の棚卸しって結構時間がかかるし、古い記憶から時系列に書こうとしてもなかなか難しいもの。

ライフラインチャートを書いてもらって、山と谷の頂点から前後のエピソードを聴きとっていくといいかも知れませんね。

 

ご本人にとってターニングポイントである出来事に、人生の意味があると思いますので。

 

・・・つづく。

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第92話:職業能力評価基準の使い道(前)

キャリアコンサルタントの国家資格化とともに、国策として企業内キャリア支援に焦点が当たり始めました。

そのツールとして注目されるようになったのが「ジョブ・カード」です。

カードといいながら複数のシートがひとまとめになったもので、働く人が節目ごとにキャリアコンサルティングを受けながら自己の棚卸をしていくものです。

 

自分のキャリア課題と、キャリアコンサルタントのアドバイス欄がある「様式1」

自分の働いた経歴を細かく記入する「様式2」

それを元に職業訓練を受けつつ、自分も企業側からも評価を記入できる「様式3」があります。

「様式3」は形式がいろいろあって、用途に合わせて使い分けます。

 

その評価項目の元になるのが「職業能力評価基準」なのです。

 

・・・つづく。

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第93話:職業能力評価基準の使い道(中)

さて、この職業能力評価基準ですが。

現在JAVADA(中央職業能力開発協会)から、多くのテンプレートが公開されています。

元々は、大手企業には系統だった人材評価、人材育成システムが構築されているので、そこで働く人々がどのようなロードマップを描いて成長するキャリアを築けるのか、ってのが確立されているのですが。

中小企業ではなかなかそこまで手が回らないので、基本となるロードマップやレベル、その職業能力を業界・職種別にカテゴライズしてまとめたものです。

 

これを作成するのに、業界のモデル企業というのが複数あって、ヒアリング調査等を行い、内容をブラッシュアップして現状に合ってるところまで作りこんで公開されているようです。

 

しかし、このテンプレート群、かなり膨大な量があって、必要なデータを探すのが困難なこと。

時代の流れに沿って「なくなっていく職業」「新しく生まれる職業」などがあり、新たに作成しつつ、既存のものをメンテナンスする必要があること。

要は中小企業が取り入れたくても、どこから手をつけてええのかわからん資料とも言えます。

 

私はこれがジョブ・カード「様式3」そのまま取り入れられる構造になっていることに注目しています。

 

・・・つづく。

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