第8話:「自分らしさを考える」キャリア支援

前回「自分らしさを自分で知る」という話題が出てきましたが・・・それがなかなか難しいんですよね。

 

私は現在、大学で学生さんの就職活動の相談を受けているのですが、自己PRを書くのが大変なんです。

それまで自分に向き合うこともなかったやろうし、客観的に自分がどう見えてるか考えた事もなかったやろうし。

本人のこれまでやってきたことを聴いてて「それ、すごいやん!」ゆーても、本人から見たら普通にできちゃうことやったりするので「?」な顔してたりするねんね。

 

私がキャリアカウンセリングの勉強を始めた時もキャリア・プランニング・プロセスをはじめとしたマッチングに焦点を当てた考え方を学びましたが・・・今は多様性と不確実性が進んで、キャリア支援の考え方も変わってきました。

 

今一番注目されているのが「ナラティブ」。日本語にすると「物語」になるのですが、「ストーリ-」とは違います。

 

 

で、このナラティブをキャリアカウンセリングの視点で説明するのが難しいな~と思っていたら、とあるゲーム関連の記事を読んで「おお!」と思いました。

 

「ファイナル・ファンタジー」は「ストーリー」で、主人公をはじめとしたキャラクターそれぞれが個性を持った人として設定してあるので、ゲームを進めていっても「自分事」のようには捉えられないと。納得。

 

で、ナラティブとしていくつか例が上がってたのですが、しっくりきたのが「ときめきメモリアル」

プレーヤーは主人公として高校3年間を何人かの女の子キャラクターと過ごしていくゲームなのですが、気になる彼女とお付き合いできるようになったり、相手の成績が下がって「自分と付き合ったせいじゃないか」と感じたり・・・物語を「自分事」として受けとめちゃうんですね。しかもプレーヤーそれぞれにゲーム内の「思い出」ができると紹介されてました。

 

いわば「プレーヤーそれぞれが持つ思い出」部分が「自分らしさ」を表している、そんな感じです。うー、伝わるかな?

 

・・・つづく。