第13話:サビカス先生の理論~「自分の物語」を語る

世の中が変わってきて、学校を卒業して入社した会社で定年を迎える機会が減少してきています。

「年功序列」「定年」といった、ひとつの企業に依存して自分の人生を歩むことが「砂上の楼閣」の上にいるようなものになりつつあります。

 

なので、近年キャリア支援する方たちの間では「社会構成主義」「ナラティブ・アプローチ」というもんが注目されています。

 

社会は人々の営みであり、常に変化し続けている存在である。それは人が「言葉」を持つからで、「言葉」が世界を作っている。

人は皆、それぞれに「自分らしさ」を持っていて、お互いの「言葉」で「自分らしさ」を表現している。

その「言葉」のやりとりで社会が創られていく。そーゆーイメージでしょうか。

 

それまでのカウンセリングは相談者に「鏡」のように寄り添っていくと、自身の問題を自身で気づき、自身で受け入れ、自身で解決していけるんだー、という方法やったんですね。

それが、相談者もカウンセラーも「自分らしく生きる人」で、お互いの「言葉」で物語を紡いでいくように、その問題を一緒に考えることで見えてくるものがあるんだよーって方法が出てきたんです。

 

で、その「自分らしさ」は、これまでの人生経験の中で相手に「これを話そう」と思った記憶を語っていくと、そこからいろいろ思い出して「いま」につながることを実感できるんだと。

断片化した記憶がひょんなことでつながってると感じる様子は、ミノタウロスを倒しアリアドネの糸をたどって迷宮を脱出したテーセウスにちなんで「金の糸」と呼ばれています。

 

んで、サビカス先生はこーゆー記憶を語りましょうとゆーてはります。(キャリアストーリーインタビュー)

①ロールモデル

②いつも見る雑誌・テレビ番組

③お気に入りの本・映画

④お気に入りの格言やモットー

⑤幼少期の思い出

 

次回から、私の例を挙げて語ってみたいと思います。どこでキャリアカウンセラーにつながるんかなあ?

 

・・・つづく。