第16話:子どもの頃の記憶を語る(後)

前回、「自宅の門にマムシが巻き付いている」という話が出ましたが。

私、都会生まれ都会育ちで、特にアウトドア派でもないんですが、「自然」と縁が深いように感じます。

 

私の生家は祖父の亡くなった後、財産分与で祖母に割り当てられた旅館部分。それを住宅として使っていたんですね。

しかも大工の祖父が自分の好きなように建てたのもあり、風変りな建屋に住んでいました。

「二重扉の下駄箱」「どんでん返しのある廊下」「隠れ地下室」「二重構造の床の間」etc・・・(汗)

 

さらに庭は、ちゃんとした庭木に、祖母がお参りする生駒山にある導師さんの寺に行った際にそこらで持ち帰った山の草木もあるって状態で。

桜の木や柿の木、ザクロの木、レモンの木とかあって、バラやライラックが咲いてるかと思えば、スミレやらユキノシタやら雑草的なものもあり、アオギリの木には山芋の弦が巻き付いてムカゴがなってる、みたいな感じです。

 

なので蝶やバッタ、トンボなどの昆虫、防火水槽にはタニシが生息しておりました(爆)マムシ出てもおかしくない環境ともいえます(笑)

 

そんなこんなで、子どもの頃は物語の本も読んではいたのですが、それ以上に図鑑と百科事典が大好きな子供だったと思います。

初めていく場所も迷わず行けるのは、方向音痴ではない以前に、子どもの頃に地図が大好きやったのもあります。父もよく地図広げて自分が行ったところの話をしてはったなー。

 

都会から田舎によく嫁いできたなーと言われますが、そんな素地があるので「住めば都」感覚はあるかもしれません。

虫が怖いや気持ち悪いから触れへん、ってこともないし。花粉アレルギーもないし。

また都会に住んでいたので遠出するのも抵抗ないし。電車やバスに乗るのも特に大層に思わないし(田舎の人は電車に乗るのが一大イベントな感覚らしい)

 

ただ、たまに自宅の外トイレに蛇が入り込むのは勘弁してほしいと思う私。

一昨年の夏は、マムシが入り込んでいたので、じーさんが退治し、そのまま丸焼きにしてました。炭焼きやってた時代にはマムシ見つけたら必ず焼いて薬にしていたそうです。

マムシとはあんまりご縁がないほうがええなあ(汗)

 

この記憶にタイトルをつけるとしたら、草木や生き物に縁が深いところから「流れにまかせる」「どんなときも、どんな場所でも、どんな状況でも楽しむ」といった感じでしょうか。

 

・・・つづく。