第20話:ライフストーリー・レビュー

さて「自分の物語」を語ることで「自分らしさ」を実感できる、そのためには支援者と共に物語を紡ぎだす・・・な話題が続きましたが。

もうちょっとハードルが低く、楽しく取り組める方法ってないのかな~とも思っていました。

そこへ、JCDAイベントの帰りに参加者の方から「いまこんな本を読んでいるんだけど」と紹介されたのが「ライフストーリー・レビュー入門」でした。

 

著者の高松氏によると

「カウンセリングに行くほど切羽詰まっていないけれど、昔の体験でもやもやと気になっていたり、放っておいてるものがある」

「この気持ちに向き合わなくちゃなあと思った時、このことを整理しなくちゃ次に進めないなあと思った時、誰かに聴き手をお願いして、改めて語ってみてください」

「語ったお話を皆さんでディスカッションすることによって語り手に気づきが生まれ、聴き手側も自分の記憶が掘り起こされ、対話のコミュニティが生まれます」

ざっくり、このような紹介が書いてありました。

 

イメージとしては「治療(キュア)」や「癒し(セラピー)」までも必要ないけれど、時には自分の過去の出来事を見つめなおし「いまの自分」から見た意味づけをする。

そうすることによって「自分らしさ」を実感する、といった感じでしょうか。

私が今取り組んでいる「Read For Action読書会」にも通じる考え方やな~。ナラティブ・キャリアカウンセリングよりもとっつきやすいかな~。と感じました。

 

本では「留学経験を語る」「働き方について考える」「音楽を用いてライフストーリーを語る」といったものが紹介されていました。

「留学経験を語る」は職場(大学)で機会があったらやってみるといろいろな効果が期待できそうです。

「働き方について考える」は私たちのようなキャリアカウンセラーが参加することによって効果が出るように感じました。

 

それ以上に私のハートにビビッと来たのが「音楽を用いてライフストーリーを語る」

ご存知の方も多いのですが、我が家はダンナさんの趣味でありとあらゆる音源や楽器が集められています。このリソースが活かせるのでは!と思った次第。

そんな訳で次回からは音楽を使って語っていきたいと思います。

 

・・・つづく。