第23話:音楽の思い出をストーリーで語る(後)

音楽で想い出を語ることは「時間」をとても意識することになるなーと感じます。

当時流行っていた楽曲を聴くと、その当時の自分の生活や感じたこと、出会ったことなどが記憶の片隅から取り出される感じとか。

その楽曲にリアルタイムで出会っていなくても、自分が出会った時期とその時の事がリンクし、今の自分から見た意味づけがされる、みたいなとか。

人生を道に例えて可視化したとしたら、ところどころに印があって、音楽をきっかけに印の中身を取り出せる、みたいなイメージです。

 

音楽と時間という切り口で私が最初に思い出されるのは、高校生の時に行ったイベントです。

たぶん、秋くらいやったかな?友人の弟さんがビートルズ・シネ・クラブ(現:ビートルズ・クラブ)に入っていて、ビートルズ結成20周年記念で「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」が上映されるんで観に行かへん?ゆーて誘ってくれはったんです。

イベントでは20周年記念グッズをもらい、映画も楽しめました。

で、ふと「結成20周年ちゅーことは解散して12年やねんなあ」と思い、当時の自分の年齢と記憶がフィードバックしました。

この時の体験が私にとって「干支一回り」の時間間隔を意識した瞬間でした。

また「1982年」という年に印をつけた感じがしています。

 

もう一つはゼネコンで設計補助の仕事に行ってた時に、アルバイトの学生さんの通う大学の大学祭に行ったときのことです。

大学祭自体も楽しかったのですが、誘ってくれた学生さんの軽音部の出し物がメンバー全員で歌う「パッシュ!」

バンドブームの頃、北海道のバンド「ザ・ミンクス」のこの曲がブレイクしていたのです。

歌詞の中に「平成元年~パーーーッシュ!」と叫ぶところがあり、この曲とともに「1989年」当時が思い出されます。

 

あなたにも音楽と時間が交差する想い出ってありますか?

 

・・・つづく