第29話:ステップ1・意思決定の必要性の自覚

よく「キャリアカウンセラーって、何ができる人やの?」と聞かれます。

で、相談業務に関しては各種心理カウンセリングや各種セラピストの方々と大きくやってることに変わりはありません。

それぞれに自分が大事にしている理論がベースとなって、クライエントと向き合う感じでしょうか。

なので、まず相談業務でカウンセラーに心開いて話してもらう。

私の場合はここまでで紹介したナラティブや、ロジャースの来談者中心療法を意識して関わっていきます。

で、次のステップからキャリアカウンセラーの専門性が活きてくるのです。

 

数回の面談の後、カウンセラーを信頼し、心を開いて語ってくださるようになったら「いま」を一緒に考えることとなります。

自分はこれからどうしたいのか?悩むのは人生の分岐点にいるから。

なのでどれかの道を選ばなくてはなりません。それも自分の意志で。

そして意思決定が必要な場面は「学校を卒業する」「早期退職や離職」「現職への不満」です。

キャリアカウンセリングは主に「働く」ことを扱うので、就職、転職、起業、在職、退職・・・を決めることになります。

 

なので、相談に来られた方の悩み、怒り、焦り、逃げ・・・といった「過去」へのとらわれから「いま」に目を向けてもらうこと。

カウンセラー自身が人間力を磨き、五感をフルに働かせ、目の前のクライエントを感じる。投げかける。寄り添う。

そして世の中の動きに興味・関心を持って触れること。自分の中に落とし込むこと。

幅の広い情報と知見を得て、傾聴トレーニングで五感を高める、常に研鑽をしていかねばなりません。

人生、ずっと学びですね。

 

・・・つづく。